新座市西堀 土地売却事例〖R3.4〗

ご依頼のきっかけ
以前よりお付き合いのあるお客様から、埼玉県新座市西堀にある土地の売却相談をいただきました。所有者S様は複数の土地をお持ちで、「元気なうちに整理しておきたい」とのご意向でした。査定金額をご提示し、S様のご希望金額で媒介契約を締結しました。
売却の課題と対応
該当地は埋蔵文化財包蔵地に該当しており、事前調査が必要なエリアでした。万一遺跡が発見された場合は契約が白紙となる可能性もあり、慎重な進行が求められました。販売開始後は問い合わせがあったものの、価格面で折り合いがつかず1か月が経過。その中で建売会社から具体的な提示があり、確定測量を行わず境界を明示する条件で交渉を進め、所有者の同意を得て契約に至りました。
成約までの流れ
1ヶ所不明だった境界点を明示し、買主の責任と費用負担で確定測量を実施。建築確認の取得後、決済・引渡しまで約3か月を要しました。手続きは滞りなく完了し、安心してお引渡しできました。
担当者のひとこと
所有者がご高齢の場合、意思確認や判断のタイミングが重要になります。今後はこのようなケースが増えると感じます。コロナ禍で動きづらい状況でしたが、丁寧な調整を重ねて無事にお取引を終えられました。