N氏東村山市恩多町自宅の売却相談 【H30.4】
亡きご主人との思い出の家、売却の決断
所有者様は4年前に当社仲介にてこの物件を購入されましたが、ご主人が亡くなり、売却を余儀なくされました。 この物件を購入いただく前は、当社が管理する賃貸物件にお住まいいただいており、非常に長くお付き合いのある思い出深いお客様です。ご主人のことは非常に残念でなりませんでした。
奥様が相続したうえで、売却活動をスタートすることになりました。 購入時よりも少し低めに価格を設定し、さらに建物の良さを客観的に伝えるために「建物状況調査(インスペクション)」を行いました。
二度の契約解除…厳しい道のり
ネットに掲載したところ何人かの問い合わせがあり、6月に一人目の方と契約を結びました。 しかし、ローンの本審査が通らず、**「白紙解約」**となりました。
気を取り直して再掲載し、約2ヶ月後に二人目の買主様と9月に契約しました。 ところが今度は、買主様のご事情により契約を辞めたいとの申し出があり、「手付解除(違約金の支払い)」による解約となりました。
「またか…」と思いましたが、今回は違約金をいただけたので、売主様の金銭的な気分は少し楽になったようでした。しかし、精神的な負担を思うと申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
三度目の正直、そして新たな住まいへ
解約手続きを済ませ、再び販売活動を行いました。 時期的な影響もあり、次の買主様を見つけるのに約6ヶ月かかりました。価格交渉も入りましたが、少し応じていただき、H31年4月に無事契約することができました。
今回もローン条項付きでしたが、無事に審査が通り、決済・引渡しを終えることができました。 また、売主様の引越先として、その年の1月に都内のマンションを当社仲介で購入していただきました。
賃貸時代から、購入、売却、そして住み替えまで。 本当に長い間お世話になりました。ありがたい事です。




