よろず相談・お役立ちコラム

M(株)様 所有の倉庫兼事務所の売却相談 【R4.5】

営業中の倉庫兼事務所、高圧線下という難しい条件

当社の顧問税理士からのご紹介で、住居付きの倉庫兼事務所を処分したいというご相談をいただきました。

査定のための現地調査を行ったところ、建物は軽量鉄骨造の2階建てで、1階は倉庫と事務所、2階は住居になっていました。倉庫には商品が並び、まだ営業を行っている状態でした。新青梅街道に面しており、土地の一部が高圧線の線下になっている約100坪の敷地で、事業用地としての活用しか考えられないため、非常に難しい査定となりました。

査定金額より上の数字で専任媒介をいただき、売主様の承諾を得たものの、正直なところ自信はありませんでした。販売方法としては、古い建物付きのまま、引渡しまでに残置物を片付けていただくという形での販売を提案しました。

隣地への打診と、急成長企業との出会い

売主様の助言もあり、まずは隣地にある会社にお話を伺いに行きました。最初は乗り気だったものの、銀行からの融資が下りないということでお話はなくなってしまいました。その後、現地に売地の看板を付けてみましたが反応は今ひとつで、併せてインターネットにも掲載して様子を見ました。

専任媒介をいただいてから約2ヶ月後、ある不動産会社からお話が舞い込みました。今伸びている業界からの引き合いでした。価格交渉はありましたが、室内外の残置物を片付け、現況建物付きで、しかも境界の明示をせず法務局にある測量図で良いという条件でした。まとめた方が良いと判断し、売主様の承諾を得ました。

無事決済へ。事業用古家の売却における注意点

ローン条項が付いていましたが、内諾を得ているとの事で、決済まで約1ヶ月半というスケジュールで契約を結びました。

無事にローンも通り、決済を迎えて引渡しを完了することができました。本当に良かったです。売主様にも喜んでいただけました。

余談となりますが、事業用で再利用できない古い建物が建っている物件は、慎重に調査を行い、販売方法をしっかりと考えないといけません。特に、アスベストの有無については十分な注意が必要だと改めて実感するお取引でした。

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