物件所有者様が遠方にお住まいのお話し

築40年超の貸家、物件を相続したご子息E様から売却のご相談
当社でかつて賃貸物件としてご紹介していた静岡県の貸家について、売却のご相談をいただきました。
この貸家は築40年以上。
入居者様の退去を機に「修繕して維持するか、それとも売却するか」というお悩みが生じました。
現在の所有者であるE様は海外赴任中というこもあり、維持管理が難しいことから、最終的に「売却」という選択をされました。
反響が少ない中でのご縁
まずは現地調査を行い、査定価格をご提示。
そのうえで媒介契約を締結し、本格的に販売活動をスタートしました。
ただ、築年数が古く建物自体に価値がつきにくかったため、なかなか反響が得られない状況…。
そんな中、不動産会社から土地目的での買取のご提案をいただき、希望に近い金額でお話しを進めることになりました。
海外赴任中のE様とのやりとりについて
連絡は国際電話やメールで対応させていただきました。
E様のお父様とは面識があり信頼関係もありましたが、E様ご本人とは面識がないままでの契約となりましたので、様々な配慮をしたことを覚えています。
ご契約は静岡へ、奥様に代理でご対応いただきました
契約に際しては、E様の奥様が代理人としてご対応くださいました。
買主様と私たちは、奥様のご自宅がある静岡県までお伺いしました。
仕事が終わった夜8時に会社を出発し、車で移動して現地に宿泊。
翌日の13時からご契約を行いました。
無事に契約を終えたあとは、名物のうなぎをいただいて帰路についたのも良い思い出です。
測量・書類準備・決済まで、丁寧にサポート
確定測量や承諾書の取得など、売却に必要な準備はE様に代わり当社が対応いたしました。
決済時の意思確認はE様のご都合に合わせ、司法書士の方に電話で行っていただき、無事にすべての手続きが完了しました。
担当者のひとこと
今回のように、所有者様が遠方(しかも海外)にいらっしゃるケースでは、やりとりの丁寧さと柔軟な対応が求められます。
「物件をどうするか悩んでいる」「相続後の扱いに困っている」という方も、お気軽にご相談ください。
状況に合わせて、最適なサポートをご提案いたします。