よろず相談・お役立ちコラム

M氏清瀬市中里の土地の売却の相談 【R3.8】

建物を建てるには難しい土地条件

現況は建物が無く、更地の状態でした。 今回の土地は、以下の3つの点から販売の難易度が高い案件でした。

1.土地面積が約61㎡(約18坪)しかない狭小地

2.変形地であること

3.道路面より約0.8m高いため造成コストがかかること

当初は価格を約900万円に設定し、販売活動を始めました。 隣地の方にご紹介しましたが購入には至らず、狭小住宅を得意とする建売会社にも紹介しましたが、反応はいまひとつで、しばらく時間が経過しました。

突破口と越境物の解消(サービス対応)

状況が動いたのは、以前取引したことのある不動産会社様から話が飛び込んできた時でした。 価格は希望の金額よりも下回り、「確定測量」と「越境物の解消」が条件として付きましたが、無事契約することができました。

越境物については「樹木の枝」でしたので、業者には頼まず自分で行いました。 できることはサービスの一環と考え、自ら汗をかくようにしています。

確定測量と建物滅失登記を経て引渡しへ

確定測量の時間が必要だったため、引渡しまで2ヶ月かかりました。 また、現況は更地でしたが登記上は建物が残っていたため、建物滅失登記の手配も行い、無事決済引渡しが出来ました。

売主様に喜んでいただいたのを覚えています。 清瀬市は建蔽率50%、容積率100%のエリアが多く、狭小地でもプランニング次第で十分に活用できるため、今回も売却できたと考えます。

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